弁護士 鈴木沙良夢(すずきさらむ)のご紹介
弁護士の鈴木沙良夢(すずきさらむ)と申します。
平成19年に弁護士登録をしたのちに、出身校である大東文化大学法科大学院(ロースクール)で教えを受けていた須田清先生の法律事務所において、約5年の間勤務弁護士をしていました。
須田清先生は埼玉県医師会の顧問弁護士として医療機関側の医療訴訟事件を中心に医療関係事件を広く取り扱っておられ、その下で医療にまつわる事件に携わり研鑽を積ませていただきました。
私自身、弁護士になった時点では「医療関係の事件をやってみたい」とか「医療法人を専門にしたい」というような考えは持っておらず、漠然と町弁(市民の方の一般的な相談を受ける弁護士のことをいいます。町医者の弁護士版だとお考えください)になるのだろうな、という程度の認識でおりました。当時は、医療・医療法人でこれほどまでに様々な法律問題が生じているということについての認識すら持っておりませんでした。
その後、医療法人の内部紛争や、出資持分払戻請求、医療機関において日々生じる法律問題への対応など各種事件に関わる中で、医療関係者・医療機関が抱える法律問題の多様さや難しさに気づかされ、同時にこれらの複雑な問題の解決のためには専門性のある法律家の存在が不可欠であるとの考えに至りました。
現在は独立開業し、東京都新宿区の母校早稲田大学キャンパスの近くで法律事務所を構えて、医療関連事件やその他一般民事事件・刑事事件を取り扱っております。
当ウェブサイト「医療法人.net」は、公開当初(平成23年)の時点では私が大型の出資持分払戻請求訴訟や医療法人の社員総会決議無効訴訟に携わっていた関係で、その名称通りに医療法人にまつわる法的紛争の解決案や論考を公開する目的でしたが、現在では医療法人化していない診療所の案件も多く担当させていただいております。
医療法人.net(鈴木沙良夢法律事務所)では医療法人、病院の理事長、院長、事務長が直面する法律問題に対して、医療関連事件・医療法人事件に携わってきた弁護士という立場から有効な解決策を提示していきたいと考えております。
資格
弁護士
略歴
1998年 3月 早稲田大学本庄高等学院卒業
1998年 4月 早稲田大学法学部入学
2002年 3月 早稲田大学法学部卒業(商法の鳥山恭一先生のゼミでした)
2004年 4月 大東文化大学法科大学院 入学
2006年 3月 大東文化大学法科大学院 卒業(法務博士)
2006年 9月 司法試験合格
2006年11月 司法研修所入所(新60期)
2007年12月 弁護士登録
2008年 1月 須田清法律事務所入所
2012年 4月 大東文化大学法科大学院非常勤講師(2016年まで)
2012年 6月 鈴木沙良夢法律事務所開設
所属
東京弁護士会(登録番号36667)
講演
執筆・講演・取材等
執筆
平成30年5月18日 日本医療企画様の最新医療経営PHASE3の平成30年6月号に、平成30年6月1日から施行される改正医療法(新医療広告ガイドライン)に関して受けたインタビュー記事が掲載されました。
http://www.jmp.co.jp/phase3/
平成29年2月10日 日経BP社の日経ヘルスケア2017年2月号に私(鈴木)が執筆した「院長力を磨く!診療所経営駆け込み寺 診療所のウェブサイト、どう表現したらNGなの?」が掲載されました。
医療経営CBnewsマネジメントに私(鈴木)が執筆した「ホームページの新たな法規制に対応する方法 ‐ 病院・診療所が知っておきたい広告規制③」が掲載されました。
医療経営CBnewsマネジメントに私(鈴木)が執筆した「「日本一の手術件数」の表記は認められない-病院・診療所が知っておきたい広告規制②」が掲載されました。
医療経営CBnewsマネジメントに私(鈴木)が執筆した「医療機関のホームページは広告に当たるか 病院・診療所が知っておきたい広告規制①」が掲載されました。
(共著)
医療判例解説2009年10月号・医事法令社
「さいたま医療訴訟連絡協議会主催パネルディスカッション2009」
医療判例解説2011年10月号・医事法令社
「さいたま医療訴訟連絡協議会主催パネルディスカッション2011」
講演
2018年3月17日 MTコスメティクス株式会社様・株式会社スマートソフト様「新医療法ガイドラインセミナー」講演
2018年3月8日 メディカル・データ・ビジョン株式会社様「”新”医療広告ガイドラインセミナー」講演
2018年2月24日 MTコスメティクス株式会社様・株式会社スマートソフト様「特定商取引法改正対応セミナー」講演
東村山市医師会より委嘱され平成29年1月19日に「日常診療で気を付けるべき法律知識」と題する学術講演を行いました。詳細についてはこちらをご覧ください。
さいたま医療訴訟連絡協議会主催パネルディスカッション2009
医療機関側弁護士パネリスト
さいたま医療訴訟連絡協議会主催パネルディスカッション2011
医療機関側弁護士パネリスト
取材
弁護士ドットコムにて検視・司法解剖についての取材記事が掲載されました。
http://www.bengo4.com/topics/2455/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00002455-bengocom-soci
弁護士ドットコム 「歯科医院の女性スタッフを触ったりなめたり 「セクハラ患者」を出入り禁止にできるか」
問題行動を起こす患者と応召義務の関係についての取材記事が掲載されました。リンク1 リンク2
弁護士ドットコム 「ブラック企業も真っ青!? 昼も夜も働く「勤務医」に労働基準法は適用されるのか?」
勤務医と労働基準法との関係についての記事になります。リンク1 リンク2
弁護士ドットコム 「混合診療「拡大」へ これまで禁止されてきたのは、なぜ?」
昨今の混合診療拡大の流れについて医療側弁護士として解説をいたしました。リンク1 リンク2
キャリアブレイン 医療経営 CBnews マネジメント「未収金は病院一体で、担当者を孤立させない」
医業経営にとって大きな課題となっている医業未収金問題について回収を担当してきた弁護士の立場から述べさせていただきました。リンク
月刊サイゾー2013年5月号「特集生きる会社、死ぬ会社」75頁
昨今増加している株式会社による病院買収・医療法人経営についての記事です。話題のTPPにも触れております。 リンク